2018年 04月 11日
減ってきた毛量、体の内側と外側の両方からケアを・・・
健康な髪を育むためには、外側からのケアに加え、体の内側からもアプローチすることが大切です。
薄毛などの髪の悩みは遺伝子や生活環境などの環境因子が関係しているとされています。
特に女性の薄毛の原因は、栄養不足を伴っている場合が多いといえます。
中でも不足しているのは、亜鉛や鉄などのミネラルです。亜鉛は、髪の成長に欠かせない重要な栄養の一つ。また、細胞に酸素を運ぶ鉄は、頭皮の健康維持やハリのある髪を作るために欠かせません。女性は毎月の月経で鉄を失っている上に、外食や加工品中心の食事などで、鉄や亜鉛が不足しがちです。内側からのケアとして、「鉄(レバー、赤みの肉、カツオなど)や亜鉛(カキ、卵、イワシなど)を多く含む食材を摂る」ことを心がけましょう。また、コレステロールは細胞膜を強くし、女性ホルモンをつくる原料でもあるため、コレステロール値が低すぎるのもよくありません。必要な脂質はしっかりとるように。あくまでも基本は食事から。サプリメントは補助的に取り入れましょう。
外側ケアとしては頭皮環境を整っていることが大事です。頭皮が硬いと血流が滞りがちになり、毛母細胞に十分な酸素が行きわたらず、髪の老化を進める原因になってしまいます。シャンプーする時やお風呂に浸かっている時に、頭皮マッサージをして血行を促しましょう。また、ストレスを溜め込まないようリラックスする時間をもつ、適度な運動をする、充分な睡眠を確保するなどもホルモンの分泌をサポートすることにつながります